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鹿児島の社労士|助成金アドバイザーの原田です。
続きますと言ったので続きます。
今回もマイナンバーです。
社労士はみんなにマイナンバーをばら撒きます。
きっと私のマイナンバーは、私が知らない人も知る事になるでしょう。
さて、実際漏洩したら何が起こるのでしょうか?
歩いていたら13桁の番号のメモを見つけました・・・ぐらいでは、何も起こりません。番号入力するだけで、個人情報出てくるなら、むやみに入力していけば、芸能人に会えるかも・・・なんてなるわけ無いですね。少なくとも住民票に登録してある名前ぐらいは知らないといけませんね。
ですから、氏名とマイナンバーが判っているとして・・・これで個人情報を盗むぞ!と意気込んでも、なかなかわかりませんね。ちなみに「原田 雄一朗」で検索すると、いろいろ出てきますので、
・私の詳細な経歴
・生年月日
・事務所情報(事務所名、電話番号、メールアドレス)
ぐらいはすぐバレるように、自分で公開してます。
では、マイナンバー・氏名・生年月日で、どこまで個人情報がとれるでしょうか?
1.年金事務所の方
住所・電話番号・過去の年金記録
2.ハローワークの方
住所・電話番号・過去の雇用保険加入記録(職歴)
3.税務署の方
住所・電話番号・昨年までの所得・銀行口座の入出金記録(数年後)
4.市役所の方
住所・電話番号・昨年までの所得・家族構成・家族の生年月日
あんまり情報取れませんね。これぐらいならストーカーの方がもっと色々知ってるかも。
妻を扶養に入れていれば、妻の情報も入ります。
と言う事は、マイナンバーから直結して情報を抜こうとしてもそんなに面白い情報は取れないということになります。面白い情報というのは不謹慎だな。でも個人的には入出金記録を人に見られても結構どうでもいいぞ。積極的に見せるのは嫌だが。
これではマイナンバーを盗み取る意味が無い・・・マイナンバーを使って悪い事をしようとしたら、どうすればいいのだ?
必死に考えた結果、マイナンバーを知る事で、
「あなたのマイナンバーが漏れてます!番号は************ですよね。」
と言ってびっくりさせて、
「このままでは銀行口座からお金を抜かれるので緊急保全の必要があります。ATMで保全処理ができますので、やりかたは・・・」
なんてオレオレ詐欺まがいのことならできますね。
また、占い師もどきに
「あなたは浪費癖があるようだ。○月○日には、こんなものを購入されませんでしたか?」
なんて、言われて
「そういった煩悩を打ち払って幸せな毎日をおくれるようになるセミナーがあるんですが・・・」
とか言いながら悪徳洗脳団体に加入させれるかもしれません。(案外人間この程度でも妄信するものです)
誰もがオレオレに引っかからないと思っていても、引っかかる人が多い、お人よしの日本人ですから、こんなことにだまされてしまう方もきっといらっしゃることでしょう。最近は個人情報を使って、なりすましの詐欺も巧妙になってきているみたいですから。
そうなると、「漏洩させた方にも責任があるので、損害賠償をお願いします。」とならないように管理しないといけないですね。
・・・となると、私はキャッチセールス、ネズミ講、マルチ、エセ同和、宗教団体、トップセールスマン・・・あらゆる方に猛烈にアタックされならが軽く跳ね返してきているので、別にマイナンバーがお客さんから漏洩しても大丈夫かも。以前会社経営中に、どうしても売上が欲しくて詐欺に合ったことはあるぞ。欲が深いと欲に埋もれる良い例だ。今はそんなことも無いので、詐欺さん来ても平気かな。
こんなことを書くと、がぜんやる気になって、「俺ならダマせる!」と電話掛けてくる方もたまにいるのですが、昔は暇つぶしに相手したりしましたが、今は暇じゃないので止めてね。
ということで、マイナンバーの漏洩で何らかの被害に会う可能性があるので、管理する人はしっかり管理しましょう。当事務所でも自分の番号に関してはあきらめてますが、お客様の番号はしっかり完璧に管理します。
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テーマ:経営コンサルタント - ジャンル:ビジネス
- 2015/10/02(金) 18:13:16|
- マイナンバー
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鹿児島の社労士|助成金アドバイザーの原田です。
前回で終わると思ったでしょ。
マイナンバーのお話はまだあります。
マイナンバーの利用用途は2015年9月現在、かなり限られています。
大きく分けて3種類。
1.税金関係の処理
2.社会保険関係(健康保険・厚生年金等)の処理
3.労働保険関係(労災保険・雇用保険等)の処理
この3つです。
1があるので、労働者は全員会社に報告しないといけません。
「私は月3万円ぐらいしかもらわないパートだから源泉徴収票ももらわないし関係ない」
なーんて言う方がいますが、源泉徴収票は全員分作成する義務が会社にあって、
税務署に届ける必要があるので、ばっちり関係あります。
「私はキャバクラで働いてるけど、個人事業主扱いだから関係ないわ」
とか言うのも間違い。
ホステス業の個人事業主に支払う報酬も源泉徴収義務があります。
源泉徴収義務があるので、源泉徴収票作成と税務署への提出義務があります。
ばっちり関係ありますね。昔は一部偽名で逃れている方もいたらしいですが、
マイナンバーでばっちり徴収します。
さぁ源泉徴収がらみで気になるのが社労士です。
あ・・・気になるのは私だけ? ま、いいか。
社労士の報酬は源泉徴収する義務があります。
義務があるのは払う人(お客様)ね。
だから私の顧問料もばっちり源泉徴収されます(というより請求書で引いている)。
ということは、マイナンバーが始まると、私のマイナンバーも教える事になります。
顧問先全員に教えます。
セミナーで講師をしたら、講師をした先にも教えます。
自分で特定多数にマイナンバーばら撒いているような気がするのは気のせいでしょうか?
人のマイナンバーはきちんと管理しなきゃだめですよ!!!
なんて言いながら自分のマイナンバーはバシバシばら撒く。
なんじゃこの制度は。
私のマイナンバーが漏洩してもどこから漏洩したのか特定できませんね。
頭にきたから自分のマイナンバーをホームページで公開してやろうか・・・
マイナンバーの漏洩は、「何人(なんびと)も(中略)特定個人情報の提供をしてはならない。 マイナンバー法第19条)」となっています。何人の中には、本人も入ってますので、自分で公開しても違法になります。
社労士で違法行為で処罰されると資格停止処分になります。
頭にきたぐらいで、廃業するのはもったいないぞ。やっぱりやめましょう。
ちなみに源泉徴収義務は、
・士業ほぼ全員(法人化しているところ以外)
弁護士、公認会計士、税理士、計理士、会計士補、社会保険労務士、弁理士、企業診断員、測量士、測量士補、建築士、建築
代理士、不動産鑑定士、不動産鑑定士補、技術士、技術士補、火災損害鑑定人、自動車等損害鑑定人、司法書士、土地家屋調査士、海事代理士
・原稿料、講演料をもらう人
原稿料、挿絵料、作曲料、レコードやテープの吹込料、デザイン料、放送謝金、著作権の使用料、著作隣接権の使用料、講演料、技芸・スポーツ・知識等の教授・指導料、投資助言業務に係る報酬・料金、脚本料、脚色料、翻訳料、通訳料、校正料、書籍の装丁料、速記料、版下の報酬など
他にもありますが、このくらいにしましょう。
この方々は一部を除いて色んな場所にマイナンバーをばら撒いていく職業です。
うーんとっても変な制度のような気がしてきたぞ。自分のマイナンバーをどうやってガードするのだ?
無理だろ
続きます。
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- 2015/09/18(金) 11:22:34|
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