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こうして企業は倒産する その33 仕入れ代金を2回払った話

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

新しく人事制度の話を始めたので、
『そろそろ倒産話はネタ切れみたいですね』
とご指摘頂きました。

まだあるので、お楽しみ?にしてください。

と言うことで、仕入代金の話です。


ある仕入先が経営が非常に良くない話が聞こえてきました。
とりあえず「A社」と呼んでおきましょう。
某企業情報サービスの報告にも出てきてます。

私の会社はそこから百万円超の仕入をしていました。

そこにB社という所から『債権譲渡書』がうちに送られてきました。
ふむふむ・・・A社への支払いをこの送り主のB社に払え?
丁寧に内容証明で送られてきてます。

これって本物?
A社の実印らしきものも押してありますが、
会社に送られてくる請求書は角印ですし、
長年の取引ですから、売買契約書のような契約もありません。

つまり本当の実印であると確認することもできません。

どうすればいいんでしょ?

法律的な知識や、金融に詳しかったら
『そういう時は供託しましょうね』
って分かるんですが、もちろん当時そんな知識はありません。

インターネットで、こういう場合ってどうなってんの?
と色々調べましたが、その当時はこういった事例はまだネットに載っていませんでした。
どっかの省庁がだした直近のガイドラインをみると、
B社の最初の請求内容が請求要件に不備があるような内容を見つけました。

そこで当人に電話で聞いてみました。

私:『これってどういうことですか?』
A社 社長『あーそれは関係無い話なので、
      振込はいつも通り私の所にしてください』

ふーんそうなの?

と言うことで、A社に振り込みました。


数日後にB社から電話。内容の概略は、
『債権は譲渡されているのに、なぜA社に払うんだ!』
ということなんですが、

『えーだって本人が違うって言ってるよ?』
とは言ってませんが、そういう内容で丁寧に説明しました。

この一件は、この後すぐに裁判になりました。
内容としては、『A社に払った金額をB社に払え』
みたいな感じです。

という事で、裁判上で様々な話もしたのですが・・・
結果は、『もう一回B社に払え』となりました。

裁判上での話では、
・そんなガイドライン本気にした方が悪い
・A社に確認するならB社にも確認すべきである。
・A社に払ったのは、商品の仕入をしたいという
 自己の利益に基づく行為である
・どっちか分からないなら供託しないのが悪い
なるほど・・・言っている意味は分かるが、全然納得いかないぞ。

という事でもう一度B社にお金を払うはめになりました。
ちなみにA社の社長はその時もう行方不明です。

ここでポイントです。
・インターネットの表記をむやみに信じるのは止めましょう
・曖昧な部分は専門家に相談しましょう。

うかつな行為は大きな損する場合があります。

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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

  1. 2012/08/13(月) 14:05:24|
  2. こうして企業は倒産する
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