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こうして企業は倒産する 21 2代目が会社を潰す その3

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

番外編です。今回はその3です。
(このシリーズは私の体験以外の部分もあります。)

前回列挙した世襲に対する大きな問題点について考えて見ます。

1.先代社長がいる、いない
 いると、
とりあえずうるさいし、企業改革ができないし、
親の人脈がうざい場合もあるし、不良社員をかばったりするし、
不採算の得意先を切らせないし、余計な仕事を取ってきたりするし、
いらない親戚を採用しようとするし、人事の新体制に文句言うし
数ヶ月の会議で決まったことを感情的一言で全部撤回させるし
・・・だけど筆頭株主だし。
 いないと、
社員が勝手なことを始めるし、仕入先がなめた対応とる場合もあるし
お客さんが急に業者変えたりするし、銀行の対応が変わったりするし
社労士や税理士が経理以外に顔出さなくなったりするし、
誰もが何でも最終決済で回そうとするし
時期を後回しにしておきたい決済の即断を求められるし
先代の時代は良かったーなんていいまくる従業員はいるし
・・・だけど自分が筆頭株主だし

これは、どちらがいいという事でもなく、
生きてる間に事業継承しても、死んでから事業継承しても
どちらも問題は残っていくということです。

2.事業全体が黒字、赤字
 事業継承した時に黒字だと、とりあえず会社経営者として
最大の課題はクリアしてます。それが先代死亡による保険金収入での
黒字だとしても、その年度は安泰です。
(その時は1年がどれだけ短いかを後で実感するでしょう)
赤字だったら、やることはいっぱいありますよね。

3.企業が組織化している、していない
 企業がきちんと組織化されるということは、
ある程度の人数がいる会社ということです。
中小企業の実態は、社長 兼 経理部長 兼 営業部長 兼 総務部長 兼 ・・・
だったりしますし、社員ですら製造員 兼 配送員 兼 営業員 兼 管理者
なんて場合もよくあります。
家族的経営として全員が一丸となって事業をしている良さが
そこにはあるのですが、全員が一丸となっているだけに
事業継承の難しさも堅実化します。
(時には次代目を全員が盛り立ててくれる場合も多いですね)

家族経営から企業経営へ転換する為の模索も行われたりしますが、
これは非常に難しく、主観的にやってしまい大反発をくらう可能性の
高い部分でもあります。(公平にすることが不公平を生む現実を知らない)

組織化が完全にできていると、世代継承において、
幹部陣との世代間ギャップや認識ギャップの問題もあり、
全員が事業の成功と隆盛を目指しているにも関わらず
実態は足の引っ張り合いや、お互いの批判に始終することもあります。

4.収益を出すビジネスモデルができている、できていない
 そして最大の問題がこれです。
組織とか、単年度とか、先代の存命とか、
これがダメなら他の事なんか無視できる大きな課題です。
無視できると言いながら密接に関連があるのですが。

この会社の事業では儲からない。
儲けが少ないのはまだいいけど、赤字であるならヤバイ。
ビジネスモデルが破綻している場合は、
・事業を辞める、辞めない
または
・新しいモデルに転換する
・全くの新規事業としてやり直す
これにはどちらにせよ、決断も迷いますし、
決断した後の行動には、常に迷いながらの決断が
次々に起こります。しかも時間をかけられない。

これに直面したら運が悪いのかな?
いや社長の本領発揮のいい機会かも・・・


この話はまだ続きます。

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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

  1. 2012/06/19(火) 12:00:00|
  2. こうして企業は倒産する
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