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こうして企業は倒産する 17 事業所閉鎖


鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

企業を経営して、楽しいこと、嫌なこと、色々たくさんありますが、
個人的に最も嫌だったことのひとつが『事業所閉鎖』です。

最終的には倒産するので、最後の数ヶ月なんて嫌なことだらけなんですが、
それはちょっと例外で、おいときます。


事業の建て直しをする時に、最も有効なのが赤字事業を止める事。
銀行の方には『出血が止まらないのに輸血しても無駄』
とよく言われました。

と言う事で事業所を次々に閉鎖していきます。
・食品製造工場の閉鎖
・コンビニエンス事業の閉鎖
・営業所の閉鎖
・物流センターの閉鎖
と3年間で次々やっていったのですが、
この中で一番気が重くないのは、営業所の閉鎖です。
本社営業所と統合ということで、営業を本社に異動。
事業所の家賃や事務員給与、事務消耗品の経費削減です。
申し訳ないですが、事務員の方は閉鎖による解雇にしました。
予定外だったのは、異動予定だった営業も退職してしまいました。

次に重くなかったのは、コンビニエンス事業です。
これは閉鎖後に継承してくれる所があったので、
社員のひとりは本社営業部に異動。
アルバイトさんやパートさんは継承しました。

残った部門はとてもきついです。
何がきついって、人数が多いのですが、
基本的に『全員解雇』です。
言われる方も突然の話なのできついですが、
言う方もきついです。これを言わなくて良ければ
事業所の閉鎖統合など簡単にできます。
何の落ち度も無い人をたくさん前にして、
『今月いっぱいでここは閉鎖になりました。 全員解雇になります』

話をした瞬間から使用者と労働者の関係じゃなくなります。
契約上がどうのこうのの法的問題じゃなくて、
感情として、もう違うのです。

まぁひどいことも言われましたが、
ひどい事をしている自覚もあるので、何も言えないですね。

後になってこの件で、裁判所の調停や監督署に呼ばれたこともあります。
そんなことは、閉鎖を言うのに比べれば何てことないです。

大企業だったら本社で閉鎖を決めて、担当の長に言わせるのかな?
担当役員は言いに行くのかもしれませんが、
中小企業の大きな違いは、パートさんやアルバイトまで
顔がわかっているということですね。

引き受け先企業もある程度探して紹介しましたが
感情的にも難しいところでした。

そして最大の問題は、
『嫌だから閉鎖に踏み切るのが遅くなった』のです。
もっと早い決断が必要でした。

しかし、もしももう一度時間を戻せたらどうなるか・・・
現在のノウハウと客観的な視点でどうやって分析しても
どうみても閉鎖が妥当です。

しかし『絶対にもっと早く決断して閉鎖する』とは言いがたいですね。
もっと違う手法で延命方法を探すような気もします。

それだけ当事者になると判断は難しいということだと思います。

今回のポイント
経営に必要なのは決断力!
やめる決断ができるのが本当の経営力かもしれません。

そういう場面になったら同席して社長と社員をサポートしてあげたいです。
そんな場面は来なきゃ最高ですけどね。

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テーマ:社会保険労務士 - ジャンル:ビジネス

  1. 2012/05/29(火) 23:19:26|
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