鹿児島の助成金と業務改善のアールズ社会保険労務士事務所|所長のブログ

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こうして企業は倒産する その32 取り込み詐欺にあった話

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

ふと思い出して、くやしかったなぁと思った話です。
種明かしは表題でやってるので、順序よく説明しましょう。


私の会社の製造商品は薩摩揚・蒲鉾。
それも真空パックではなくて、生のチルド商品をメインにしていました。
その為賞味期限も7日しかなくて、
関東に出荷すれば、製造日から2日かかるので、
実質賞味期間は5日間だけです。

ある時、会社に電話が鳴り、『御社の商品を取り扱いたい!』
なんて熱心に言ってくださる方がいました。
その時は関東にあるIデパートさんで取り扱いをして頂いており、
そこで買って食べてみて、取り扱いを希望されているとのこと。

実はその頃もどっぷりの赤字体質でしたし、
特殊商品ではなく、通常の製造商品で売上が出来ることは
願ったりです。

その後の流れの見事なこと

1.サンプルの送付依頼を受ける
2.サンプル商品数種送付
3.その中の2品について見積書を依頼
4.見積書の送付
5.多少の価格交渉により値下げ
6.支払い条件等取引条件の交渉
6.数日後に少量の発注
7.数日後にちょっと増やした発注
8.数日後にまぁまぁの発注
9.数日後に同じくらいの料を発注

と順調にきたのですが、
月が空けてからパタッと発注がきません。

そして入金もありません。

電話しても出ません。

・・・げっ もしかしてやられた?

社員が東京に商談に行く予定もありましたので、
そこの事務所をついでに見に行ってもらいました。

すると社員から電話が来て
『どうみても普通の会社じゃないです。ごめんなさい。とても入れません』

・・・会社の事務所に入ることさえ躊躇する場所に
売掛金の取立てに行けるか?
もし私だったら一応行きますが、
この怯えきった彼に行かせる事は難しいと感じて
その場は帰ってきてもらいました。

ということで約20万円ぐらい取込詐欺に合ったわけですが、
こういった所は情報交換しているので、
次々と似たような所から電話がかかってきます。

その次から初回取引は、先に入金してもらい、
1年後に取引条件見直しにすることで交渉しました。
国内でも有名なベンダーや小売業は、調査会社の住所照合で合っていたら
取引条件は考慮していましたが、基本的には先払いです。

それ以来引っかかる事は無かったのですが、
会社が苦しくなると、だまされてなおさら苦しくなるのです。


しかし、あの量の薩摩揚げをどこに販売したのかが気になります。
賞味期限が短いので横流ししにくい商品として、
取込詐欺を疑わなかったのはありましたが、
世の中私よりももっと流通に詳しい詐欺師がいるんだな・・・と関心しました。
取引の仕方とか、通常の業界人とまったく変わらないですし。

私は元々人を信じるタイプの人間性だったのですが、
こういった顔も思い出せない方々の、たくさんの実地指導?のおかげで
信じているけど、裏をとる。信用するけど逆の立場の場合も考える
・・・が癖になっているのが、自分でもちょっと嫌な時があります。


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  1. 2012/07/27(金) 15:43:02|
  2. こうして企業は倒産する
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ボトムアップとトップダウン、どちらが正しい?

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

企業の意思決定は、大きく分ければ、
・現場や社員の声を引き上げて最終的な企業意思とするボトムアップ
・いわゆるワンマン社長の鶴の一声・・・に限らず、上層部での決定した事を下に降ろしていくトップダウン
と極端に言えば2種類が挙げられます。

色んな本を読めば、
ボトムアップは、現場に即して、実態に合った事業展開が出来る
トップダウンは意思決定が早い
なんて書いてあります。

メディアからは、

『トップダウンのワンマン社長だからダメだった』

なんて事が見出しに踊ったりするので、トップダウンやワンマンは
良くないような印象を受けやすいのですが、
上の見出しは、実は適正な表現ではありません。
本当に正しく書くと、

『ダメな社長がトップダウンのワンマンで経営をしたからダメだった』
です。

トップダウンの手法が悪いのではなく、決定した内容が悪いわけです。

トップダウンやワンマン経営で、経営者が企業内で最高の能力を持っていれば、
従業員の意見を参考にしたとしても、最終決定はトップがすればいいのです。
もちろん失敗したら、トップが責任を負うわけですが。


こんなことを書くと、ワンマン経営推奨派とか言われそうなので、
いちおう断っておくと、そうではないです。

トップダウンでも、トップが責任を負える範囲がある程度決まっているのですが、
『赤字決算の連続で、責任を採って社長解任。』
ぐらいの内容なら、トップマネジメントの失敗で許せる範囲ですが、
(でも株主や出資者は許さないかもね)
『倒産』
となると、出資者・社員・仕入業者・得意先等の全体の問題に
発展する訳ですから、トップマネジメントの失敗で済まされない場合があります。


話が脱線しそうになったので、本題に戻しますが、
『どちらが、正しいのか?』と言われると、『ケースバイケースだよ』
と当たり前の返事になってしまうので、
もう少し突き詰めてみます。

企業の最終的な理想系は、ボトムアップです。
社員のやる気を引き出す勤務体制の中で、十分な意思疎通が上下左右に行われ、
現場も改善意識に富んで、積極的な意見が上がってきた中で、
最も優れたと思われる方向性へ、意思決定をしていく。

なんてすばらしい会社なんでしょう!

『そんな会社なんか無いだろ』と言う人がいると思いますが、
ちゃんとあります。でも現実は、そこにも仕掛けがちゃんとあります。
仕掛けはバラスと面白くないので、秘密です。

ある程度の人数を抱えた企業のよくある悩みは
・意見が出ない
・提案しても返事がない
しまいには『社長の言うことに従います!』なんて目をキラキラさせて、
実は考えることを放棄している重臣がいたりします。

成長できているビジネスモデルの中ではこれでいいのですが、
成長が止まったり、衰退した時に、この状態だと
急降下して破滅に向かっていきます。

実際私もこのパターンになった後を引きついだのですが、
この時にボトムアップ経営になるように努力しました。
これって実は大間違いで、窮地に陥ったらトップダウンで
尻たたいてガンガン働かせないと、もっとダメになります。
(うーんこんな事を言うと社労士として問題だな)

これも企業のパターンによって一概に言えません。

社員教育の方法は多数あります。
そして社内制度を充実させて、モチベーションを上げ、
企業意識を高めて全員経営に持っていく。

就業規則でこれが出来ます!
なんて色んな人も言ってますし、実は私も言ってますが、
本当は就業規則だけでは絶対にできません。

賃金制度や目標管理制度や人事制度を作ったって
はっきり言えばできません。

やる方法はそういった制度や規則合わせて他にも色々するのですが、
いちおう秘密ということにしてしまおう。

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  1. 2012/07/25(水) 08:20:00|
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ABC分析してもコストが下がらない

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

ちょっと思いついたので、ABC分析のお話をします。

知っている人は知っている、知らない人は知らないですが、
簡単に言うと商品ごとの累計売上を、
上位でA分類、中間でB分類、下層でCとします。
そうすると、少ない商品で会社売上を構成していて、
下層の商品は、トータル売上にあまり貢献していない。

そこで商品改廃や採用不採用を決定していくとか、
下層を持ち上げるための商品戦略を作ったりとか、
その他様々なな対応に変化させていくのですが、
あくまで過去のデータを分析しただけなので、
分析しただけでは、『ふーん』で終わるのが欠点。

私も分析して、当然真っ先に商品改廃をするのですが、
なんと分析結果は、
利益が取れない商品のみがA層に入っている。
『さすがお客さん!よく分かっていらっしゃる!』
なんて言ってる場合ではなくて、
これじゃへたに改廃すると更に悪化する可能性あり。

ということで、今度は標準製造原価からはじいた利益に対して、
ABC分析をかけてみる。
するとA層に、ずらずらずらっと大量に表品が並ぶ。
『見事な薄利多売戦略だ!』
と改めて確認できても何もならない。

とにかく下層の商品の見直し(ほとんど製造中止)と
なるのですが、月の製造時間がほどんどかからない製造商品なので、
固定費が下がるほどの効果がほとんどない。

効果的な改善策として言えば、商品の値上げだったり、
内容量の見直しだったり(実質値上げ)、
中層商品のキャンペーンや、特売だったりですが、
売り難いものは、価格的な操作をしても売り難いですし、
安易な実質値上げは、売上の減少になります。

色々やりましたが、最終的には新商品投入ですね。
でもこれってほとんどはC層を増やすだけになってしまいます。

この結果でわかったのは、ABC分析で答えをだすのは、
商品の改廃管理や既存商品の見直しであって、
経営改善ではないと言う事です。

製造原価の見直しや、コスト削減の為の指標には
(多少使えますが)ほとんど役に立ちません。

適切なデータと適切な方法での分析と、
更にマーケティングと経営意思決定。

全部うまくやらないと商品改革にならないのですが、
全部やるには、通常業務とあまり関連のない勉強を
たくさんしないといけないので簡単にはいかないのと、
出来ていても、その内容を社員に分かるように説明できないと、
実際は動かなかったりするので、難しい。

経営の課題は何をやってもきりが無く続くわけですね。

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  1. 2012/07/23(月) 13:27:08|
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もしもあの時に違う決断をしていたら・・・と思うとき

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

会社経営でなくとも、人生経験・受験や就職、
恋愛や旅行 様々な場面で人はその時する事を決め、
その時しない事を決めます。

その前にじっくり何日も悩むこともあれば、
何も考えないで即決することもあります。

もう少し考えればよかった。
やらなきゃよかった。
すればよかった。

なんて思うときがあったりしませんか。

あの時あれやっとけば今頃・・・

なんて思っても、仕方が無いのですが、
決断できなくて悩む時も多いと思います。


私も人生の中で、数多くの失敗をしてきたので、
大きな顔して「私のようにしなさい」
なんて言える身分では、とうてい無いので、
昔はよく
「もしもあの時に違う決断をしていたら」
なんて思ってましたね。

でもある日気がついたのは、
その時決断したのは、その時の環境でこれが最適だろうと
思って決断したんですね。(勘違い含む)

と言う事は、同じ環境に戻ったら、私は必ず同じ決断をするでしょう。

それなら、現在が案外最適な状態だったりするんだろうな。

そう考えてから、何でも振り返るのは止める事にしました。
振り返るのを止めても同じ過ちを繰り返さないように、反省はしますから、
過去の話を無視するってわけじゃないです。

そう思ってからの、私の座右の銘は
「人間万事塞翁が馬」になってます。

禍福は表裏一体ですし、理由があって行動をして結果につながる。
因果応報ですね。

うーん宗教家みたいだな。


お布施は年中無休でいくらでも受け付けております。
なお、お布施を頂いても、一切御利益(ごりやく)は無いのでご了承を(笑)

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  1. 2012/07/21(土) 18:30:22|
  2. 雑談
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こうして企業は倒産する 29 社長の思いと社員の思い

鹿児島の社労士|助成金、業務改善、年金アドバイザの原田です。

企業規模が拡大すると、企業経営と企業運営が段々と離れていったりします。

『社長の仕事は資金繰りだけでいいんだ』と断言される方もいるくらい、
社内の実務が分業制になってくれば、
社長の社内で活躍する場所がだんだん少なくなってきます。
(いや、本当はやることいっぱい有ったりするんですがね)

社長の仕事は社員には見えないですから、
とっても暇そうに見えたりします。

これは中間管理職の方もそうですが、
仕事の全貌は、すぐ上から見れば分かりますが、
下から見たらほとんど見えません。

山から物を眺めるようなものです。

目線の位置が違うと、感じ方も変わってきます。
例えば「明日社長が営業所の巡回に来ます」
という情報が入ると、営業所を掃除、整理整頓し
朝礼で「あいさつをちゃんとするように」
とかPRして、社長を迎えたりします。


管理職や社長からみると、そんなに不思議な対応ではありませんが、
現場の下っ端から見たら、
「現場が乱雑なのは、狭くて古い事務所のせいだし、
 それ以外にもやること多いんだから、余計な仕事を作らないで欲しい。
 そんな時間が有ったらお客さんの所を1件でも回ったほうがいい」
なんて言ってたりします。

いや、本当に言ってますよ。

社長から見たら、
「通常からやっていれば、余計な仕事を直前にする必要はない」
って理屈もあるだろう・・・ぐらいは分かってるんですがね。

しかし管理職の巡回では別の意味もあります。
「もし大手のお客さんが来ると知っていたら同じ対応してくれるのか?
 現場は忙しいのは分かっているから、自分が来るのをきっかけに掃除してほしい。」
なんて思いは全く通じません。

ま、それでも管理職の方々は、更にダメなところを無理やり見つけて指摘してしまう。

指摘されると所長や店長が現場に怒る。


どこでも繰り返される事です。
これはこれのいい所があり、悪いところがあるから、
何ともいえない部分があるのですが、使い方を間違えると大変です。
私の場合は使い方を間違った方なのですが、
そこの話を次にしようかな。


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  1. 2012/07/19(木) 11:16:34|
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